出生前診断とは生まれてくる赤ちゃんの病気や染色体を調べる検査のことです。検査前に検査の性質やリスクを理解した上で受けていただくことが大切で、当院では認定遺伝カウンセラーによる情報提供を行っています。
当院出生前診断の特徴
- 認定遺伝カウンセラーによるカウンセリングフォロー
- 妊娠12週の早期に絨毛検査にて確定診断が可能
- 6000件を超える豊富な自己データ
- 複数の検査技師が有資格
- NTが厚い方へは心臓スクリーニング検査可能
- 24時間体制で産科のバックアップ
prenatal
出生前診断とは生まれてくる赤ちゃんの病気や染色体を調べる検査のことです。検査前に検査の性質やリスクを理解した上で受けていただくことが大切で、当院では認定遺伝カウンセラーによる情報提供を行っています。
当院出生前診断の特徴
当院では医師、看護師、検査技師、認定遺伝カウンセラーと様々な業種のスタッフが出生前診断に係わらせていただいています。
認定遺伝カウンセラー
松岡 沙姫
NT測定 (FMF認定)
臨床検査技師
中山 亜耶
NT測定 (FMF認定)
臨床検査技師
佃 侑美
FMFではトレーニング、資格審査の後、合格した者にNT certificate(NT資格)を発行しており、世界中に資格所持者がいます。当院でも、複数の検査技術を有した検査技師が2名在籍しており、出生前診断を行うスタッフとして当然のライセンスとなっています。当院では1人の技術者では偏りがちなdataを複数のスタッフで相互研鑚し、日々努力しています。
認定遺伝カウンセラーとはとして、「質の高い臨床遺伝医療を提供するために臨床遺伝専門医と連携し、遺伝に関する問題に悩むクライエントを援助するとともに、その権利を守る専門家」(認定遺伝カウンセラー制度規則第1章第1条)とされています。また、日本で316人のカウンセラーが現在活躍しております。日本産婦人科学会では出生前診断を行う施設では、遺伝カウンセラーによるカウンセリングを必須としています。
ダウン症の診断を1日で、しかも90%の確率で行います!
※NTはNucal translucencyの略で、赤ちゃんの首の後ろのむくみをさします。 染色体異常の関連のほか、心臓疾患との関連が示唆されています。
当院では2022年現在、6000名様以上の患者様に検査を受けていただいています。
(2011年4月~2021年12月)
陰性的中率(OSCAR検査で陰性と出て、本当に当該疾患でないと確認できた方の数)
※対象疾患が陰性で、当院で分娩、もしくは染色体検査をした方、里帰り分娩で分娩報告がある方のみの数値です。
10月1日より新型出生前診断(NIPT)を開始します。
当院は兵庫医科大学病院の連携施設として日本医学会認定を受けております。
検査について詳しく聞きたい、検査を受ける前に相談したい、などご希望の方は遺伝カウンセラーによる出生前診断セミナーをご夫婦で受けていただくことも可能です。
お電話にてお問い合わせください。
OSCAR検査 | 新型出生前診断(NIPT) | |
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検査適応週数 | 11週4日~13週6日 | 10週~14週ごろ推奨 |
検査内容 | 【超音波検査】NT測定 【採血】母体血清マーカー (・free β-hCG、・PAPP-A) |
【採血】のみ |
対象疾患 | 13トリソミー 18トリソミー 21トリソミー |
|
料 金 | 平日・土曜38,500円 日曜・祝日・時間外料金40,500円 |
112,500円 (クラブサンタクルス110,000円) |
検査精度 | 陰性的中率 約99.7% 陽性的中率 数% |
陰性的中率 約99.9% 陽性的中率 約93.6% |
染色体の数と形を顕微鏡にて確認する検査。報告は上記のように染色体を番号順に並べたものになります。
異常が起こりやすい染色体13番・18番・21番・X・Yについて、DNAの量を調べて染色体の本数を確認する検査。
その他の染色体異常についてはG-band法の結果を待ってのご報告となります。